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ぼくはアサザ

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ぼくは、みんなが猪苗代湖でみることができるアサザです。

ぼくの名前は、水深の浅いところに生育することからアサザとつけられたようです。古くは、平安時代から、若芽等は食用として利用されていたそうです。

ぼくは猪苗代湖の水環境保護のお手伝いをしています。どんなことをしているかちょっと見てください。

1.水質浄化作用
 ぼくは、新しい葉身(ようしん)を生産するときチッソやリンがたくさん必要になってきます。湖にはチッソやリンがたくさん含まれているので(富栄養化)それらを吸収して成長しています。
 ぼくの葉身は人間が食べていたように、昆虫や水鳥たちが好んで食べています。葉身が昆虫や水鳥に食べられていることに意義があるように、食べた昆虫が小鳥に食べられ、更に大きな動物に食べられています。このように捕食型植物連鎖によって有機物は湖から陸へと還元されているんです。

2.自然の防波作用
 ぼくたちが群生繁茂することにより、波を消しています。ぼくたちは波を返すのではなく吸収してしまいます。湖岸への波が和らぐことは抽水植物を守り湖岸の崩れを防ぐことになるのです。
 波を返すものには防波堤がありますが、防波堤は波を返すだけで波は消えません。更に防波堤の基礎をえぐってしまいます。そのために防波堤の前にテトラポットが必要になります。自然のものの方がいいですよね。

3.魚類の保護
 浸食作用を防ぐことによって、抽水植物(ヨシ、マコモ、ガマ等)が繁茂します。その中には大きな魚は進入できません。抽水植物の生育場所は魚類の産卵場所、保護増殖場所の提供になっています。更には外敵から身を守ることの出来る場所。安心して生息できることは、逃げ回ることもないので成長も早いことになります。

4.景観形成
 ぼくたちは、湖面一面に黄色い花を咲かせます、いつか猪苗代湖に見に来てください。


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